時を越え、縁を結ぶ

一千二百年もの永きに渡り、
日本仏教の中核を担う京の都。
その歴史と文化に育まれた伝統の技術に磨きをかけ、
人々の思いを結び続けているのが「京念珠®」です。

時を越え、縁を結ぶ
珠は心、輪は繋がり

珠数は、
手にした人の思いを受けて、縁をもたらすもの。
珠は人の心、輪は人の和を示しているとされています。
人の思いに応える確かな品を…それが私たちの願いです。

珠は心、輪は繋がり

地域ブランド 京念珠Ⓡ

地域ブランド「京念珠」とは、
特許庁に商標登録された
京都珠数製造卸協同組合の
伝統工芸品です。

京都は、平安建都から東京遷都にいたる一千年以上に渡って、日本の首都機能を担ってきました。
明治維新で政治的機能が東京に移されましたが、宗教的な首都機能は残され、今もなお、日本仏教の中心の地位を占めています。

その歴史的地域特性によって育まれたのが、「京念珠」です。

職人たちは、伝統的製法を保持、発展させてきました。「京念珠」は、まさに京都の街の歴史的地域特性を示す「ブランド」なのです。

珠数について

念珠の起源は諸説はあり、確かではありません。
3500年以上前にできたバラモン教の「ジャパ・マーラー」(念誦の輪)という意味の道具が起源と言われ、それが「念珠」すなわち珠数の原型になったという説が有力です。この念珠をお釈迦さまが仏教に取り入れたともいわれ、後にシルクロードをたどり中国へと伝えられました。
その後、数の概念や、一つ一つの珠に意味づけがされ、仏教の法具として欠くことができないものとして、仏教の広がりとともに各地に伝わりました。

宗派や部位について解説いたします。

珠は心、輪は繋がり

珠数は、手にした人の思いを受けて、縁をもたらすもの。
珠は人の心、輪は人の和を示しているとされています。
人の思いに応える確かな品を・・・それが私たちの願いです。

珠数供養

当組合では、使わなくなった念珠、珠数を供養する「珠数供養」を毎年11月23日、京都市・修学院にある天台宗総本山、比叡山延暦寺の別院「赤山禅院(せきざんぜんいん)」にて執り行っております。
例年、紅葉の時期に開かれるこの会では、天台宗の修行の中でも随一の厳しさと言われる千日回峰行を満行した大阿闍梨による加持祈祷などを行い、全国各地から寄せられた念珠、珠数を供養します。

京都珠数製造卸協同組合
販売店&加盟店

マンガで読む京念珠